プロカメラマンような表現!スローシャッターで写す夜景(尾を引く光)

スマホでスローシャッターTOP画像

タイトルに使用した写真、光が帯になっていて綺麗な感じ★
昔は一眼レフカメラ等を使用しないと撮るのが難しかった「スローシャッター」という、カメラの撮影速度を極端に遅く(数秒〜数十秒)する方法。最近ではコンデジや、スマートフォンでも撮れちゃうんです!タイトルに使用した画像も、スマートフォンで撮影しています(*^o^*)

アプリは「スローシャッター」で検索すると色々出てきます

コンパクトデジカメだと「M(マニュアルモード)」やシャッタースピード優先モード等でシャッタースピードを長く設定できます。スマホの場合はもともと入っているカメラアプリにはシャッタースピード設定が無い場合が多いので、アプリをダウンロードします。例えばiPhoneだと「Slow Shutter Cam」、Androidだと「夜撮カメラ」など、色々ありますので、自身が使い勝手の良さそうなものをご使用ください(ちなみに私は「Slow Shutter Cam」を使用して今回撮影しています)

スローシャッターで撮影するとステキに撮れるシチュエーションは沢山あるのですが、今回はその中からわかりやすくて見栄えの良いシーンを選んでみました(笑)交通量の多い夜の道を高台から撮影できる場所です。今回私は、道路の真ん中あたりから撮影してみたかったので、歩道橋の上から撮影しています。

早速撮影 まずはデフォルトカメラアプリで

まずスマホにもともと入っている標準のカメラアプリで撮影してみました。……寂しい(笑)何だか寂しい感じ? 夜の街+車のライトはキラキラと明るく、肉眼で見るにはキレイだと思っていたのですが、写真に撮ってみると、あれ?思ったより暗い……。車のヘッドライトが極端に明るいので、それを抑えるためにスマホ側で自動で暗く調整しているみたいです。

スマホで明るく調整してみました

明るくなって先程の写真よりは、実際にみたイメージに近くなったのですが、やっぱり絵的にはなんだか寂しい感じになってしまいました。

スローシャッターアプリを使うと

スローシャッターで撮影できるアプリで撮影すると、このように近未来的? な綺麗な写真を撮ることができました★
人間の目と脳みそは、暗いものは明るく、明るいものは暗く自動で調整している&見ているものは動いているので、その動いている光も全てひっくるめたイメージをその場所に持っているのですが(今回の場合だと、イメージはもっとキラキラして華やかだけど実際撮ると寂しい)いざ写真に収めると、暗いところは暗い&止まっている一瞬の映像なので寂しいんです! なのでスローシャッターで動いているイメージもそのまま写真に収めた方が、実際に見たイメージ、伝えたかったイメージに近い写真が撮れることもあるんです(*^o^*)★

今回、車のヘッドライトやテールランプが帯になりとても非現実のような写真ではありますが、私が撮影場所で実際に感じたキラキラ感、華やかさには、こちらの方が近いと思っています★

ちなみに、さらに長時間露光をすると

さらに長時間露光をしてみると、道路から車が消えてしまいました。実際は、沢山の車が走っていましたよ。このように、長時間スローシャッターを行うと、画面に写っている動いている人やモノが写真から消えるので、観光地など風景を写す際に、人が沢山写ってしまう場所でも、人がいないような写真を撮ることが可能になります(*^o^*)

プライバシーや肖像権対策にも

スローシャッターで人を消したり、またはブレさせることで、写り込んでいる人物が誰なのかわからなくなるので、SNSや写真展などに写真を掲載する際にも、プライバシーや肖像権の侵害にならないのでけっこう便利ですね!! 人が写っていると、許可をとったり、モザイクをかけたり大変ですもん!

しっかりとカメラを固定する必要有り!

スローシャッターで撮影をする際には、三脚などでしっかりとカメラを固定することが必要になります。しかも、軽かったり細かったりするような三脚だと風や振動、カメラの重み等でブレてしまったりするので、スローシャッターで撮影する際は、がっちりしっかりした三脚を使用します★がっちりした三脚、あると後々の撮影で重宝するので、購入するならがっちりした三脚が個人的にはオススメです(星空撮影とかもしたいし*+。('∀'*)*+。)

また、今回の撮影は、街中を広く写したかったので、スマートフォンに外付カメラレンズを装着し、広角で広い範囲を写せるようにしています。( スマホ用広角レンズについては「画質・立ち位置変えずに広くor寄って写すスマホ用外付カメラレンズ比較」を御覧ください)

写真のバリエーションが増える

スローシャッター、普通に撮影するよりも、ドラマチックに撮影できたり、画面から人を消したり、様々な使い方ができる撮影方法です。できるようになると、撮影の幅がぐんと広がりますよ(*゜▽゜ノノ゛☆

記事中で紹介した商品

記事中で紹介、使用した撮影グッズについては、Kireidori運営会社で、プロ用撮影機材の老舗「プロ機材ドットコム」のページにてご購入いただけます。

2段グリップマルチスタンド

プロ機材ドットコム

価格 : 3,780円(税込)

スマートフォンホルダー

プロ機材ドットコム

価格 : 1,080円(税込)

スマホ用18㎜広角レンズPRO

プロ機材ドットコム

価格 : 8,640円(税込)

スマホ用マクロ+広角レンズ+偏光フィルター

プロ機材ドットコム

価格 : 7,560円(税込)

TILTALL ゴールドトライポッド3段

プロ機材ドットコム

価格 : 30,240円(税込)

TILTALL シルバートライポッド3段

プロ機材ドットコム

価格 : 30,240円(税込)

Profile

kashimaprofilekireidori

きゃし〜☆編集長

Kireidoriの編集長。
沖縄県立芸術大学デザイン科卒業。そういえば高校もデザイン科。
酒造所にて企画デザイン&WEB運営 ⇒ 広告印刷会社WEBディレクター&営業 ⇒ 広告代理店にてマーケッター、プランナーを経てプロ機材ドットコム入社。カメラマンではないのになぜか1級フォトマスター資格取得。沖縄県有数の「見た目と中身のギャップがすごい人」。【かしま ⇒ かっしー ⇒ きゃし〜☆】