今回は美容室での撮影や、モデルさんの撮影などなど、本格的に、綺麗に人物撮影をしたい! という方のために!! 丸型LEDライトを使って、女性を綺麗に、可愛く撮影する方法のご紹介します(^^)★
人物撮影は瞳にきらきらキャッチライトを作ることでイキイキした綺麗な写真が撮れますよ。今回の記事では、実際に女性モデルさんの撮影を通して撮り方をご紹介します。

iPhoneでモデル撮影中の様子
まず、カメラはスマホでOKです!
「綺麗な写真を撮るにはまず一眼レフ買わなきゃ」と思っている人が多いのですが、実はそうでもないんです! というのも、一眼レフカメラを買ったからといって必ず綺麗な写真が撮れるかというとそうでもないんです。絞りやシャッタースピード、ISO感度などの知識やレンズ特性について知っていないと、結局フルオートで撮影して、スマホで撮るのと変わらない(もしくはスマホの方が綺麗)ということになってしまうんです。
今のスマホは高機能なので、綺麗な写真が簡単に撮れます。なので、カメラの知識に自身の無い方は、スマホでも全然OK! むしろアプリが充実しているので、スマホの方が綺麗に加工できちゃいます(*^o^*)
※大きいサイズのポスターを印刷するとなると、一眼レフのクオリティには敵いませんが!

iPhoneで撮影したモデル写真
ほら、スマホでも綺麗★
ライティングの前に背景をスッキリさせましょう
上のスマートフォン(iPhone)で撮影した画像も綺麗ですが、なんだか素人っぽさが残るのは、
スマホのせいでもライティングのせいでもありません。写真の「背景」のせいなんです!
先程の写真だと、モデルさんの後ろに写っているブロックの線が結構目立っていて、人物撮影には「いらない要素」なんです。人物を集中して見てもらいたい場合は、モデルさんの後ろはなるべくスッキリさせましょう。もちろん、おしゃれな雰囲気であれば見せてOK!
MODEL:四宮有紗(しのみやありさ)
Twitter:https://mobile.twitter.com/ShinomiyaArisa
Instagram:https://www.instagram.com/shinomiya_arisa/
というわけで、モデルさんの背景に赤い背景紙をセッティングしてみました。
使用したのはプロ機材ドットコムのロールバック紙です。
プロ機材ドットコムの撮影用背景紙はコチラ>>http://www.prokizai.com/shopbrand/ct09/
背景がスッキリして、急にプロカメラマンが撮影したような写真になりました!
「写真は背景とライティングが命」ですね(*^o^*)
今回の記事はライティングがメイン!
この記事は背景紙ではなく「ライティング(照明)がメイン!」というわけで、この記事中のモデルさん撮影も、もちろん丸型LEDを使用しています。

ビネット効果でキレイ
写真の影に注目して見てみてください。中心が明るくて、周辺に行くにしたがってだんだんと暗くなっていますよね。
※写真の周辺にいくにしたがい暗くなっていく効果をビネット(トンネル)効果と言います。

写真のビネット効果
わかりやすく、モデルさんを抜きにして背景紙だけをライティングして撮影してみました。このように、丸型のLEDライトを使用すると、周辺の光量がラウンド状に落ちる綺麗なライティングが可能です。
人間は明るいところ、ピントの合っているところに目が行くようになっているので、女性モデルさんの顔をライトで照らせば、顔を中心に明るくなるので、目線を誘導できる綺麗な写真が撮れますよ。
目に丸いキャッチライトで活き活きと
写真をよく見て下さい、モデルさんの目に、丸くて白いライトが写っているのがわかりますか?

瞳のキャッチライト
これが、キャッチライトです。このキャッチライトがあることで、モデルさんの目がキラキラ、イキイキした感じになるんです。
ちなみに、キャッチライトが無いとこんな感じです↓↓↓

キャッチライト無しの場合
こういうナチュラルな感じで撮影することもあるので、どちらが悪いというわけではありませんよ。アイドルなどのグラビア撮影などでは、よくアイキャッチでイキイキした写真を撮影することが多いです。そして、なぜ丸型のLEDライトが良いかというと、丸い光のほうが自然だからです★光って丸いほうが自然な感じがするんですよ〜。ということで、早速比較してみましょう!
コチラは、人物撮影でも物撮りでも良く使用する、四角いソフトボックス↓↓↓

四角いソフトボックス
そしてコチラが、四角いソフトボックスを使用して撮影した写真です↓↓↓
特に違和感があるわけでは無いのですが、瞳の中のキャッチライトが四角なのがお分かりになりますでしょうか?

四角いキャッチライト
瞳の中を見てみると、キャッチライトが四角いですね。
両者を比較してみるとこんな感じです↓↓↓

キャッチライトの形比較:左が丸型、右が四角型
丸いほうが自然な感じがしませんか?また、丸いほうが、女性の印象が可愛くなります★
さらに瞳をキラキラさせたい時は
1つのライトを使用すると、1つのキャッチライトが入ります。1つだと自然な感じで撮影できます。
でも、「もっと劇的な写真が撮りたい!」とか、「もっとモデルさんをキラキラさせたい!」「コスプレ撮影などでレイヤーさんを少女漫画やアニメのような非現実的な感じで撮りたい!」時には、1つだと自然な感じなので、ちょっと厳しいです。そういう時は、キャッチライトを増やして撮影しましょう!
というわけで、30cm、40cm、60cmの3種類の丸型LEDライトを使用して、3つのキャッチライトを作って撮影してみました!
3種類の丸型LEDのサイズ感はこんな感じです↓↓↓
※ライトを増やす時にサイズ違いを使ったほうが良いというわけではありません。たまたまこのシリーズが3種類のサイズがあり、手元に3種類のサイズがあったので使用してみただけですので、3つとも同じサイズでも問題ありませんよ!サイズが大きいほど、キャッチライトは入りやすいです!
実際にモデルさんで撮影してみるとこんな感じです↓↓↓

3個のキャッチライト
ライトが1つのときよりもキラキラ感が増しています。瞳をアップで見てみるとキラキラの正体が3つのライトだということがわかります↓↓↓

3個のキャッチライト
グラビア撮影などでも使われるテクニックですので、目をキラキラさせたい時には効果バツグンですよ。
昼の光も夕方の光も作れる色可変式&光量無段階調整

色温度比較
色温度は、温かみのある色から昼間の太陽光のような白い光まで、LEDライトSO-TDシリーズなら無段階で調整可能です。イメージ通りの色合いが再現できますよ!

色温度や光量は裏面のタッチパネルで操作
※色温度可変(3000K-5600K)は、内蔵のタッチスクリーンで無段階調整可能です。また、光の強さ(光量)も無段階(0%-100%)で調整可能です。
演色評価指数Ra95 となっており、太陽光に近い、自然な光となっているので、商品撮影やネイル撮影、カットモデルの撮影などで、より本来の色を再現することが可能なんです!特に、商品写真を見てお客様がご購入されるとなると、写真の色味ってすごく大事ですよね!
よく耳にする「柔らかい光」って?
人物撮影、特に女性を撮影するときには柔らかい光の方が良いとよく聞きます。柔らかい光の方が、女性の柔らかさ、優しさを表現できるから。柔らかい光とは、簡単に言うと、コントラストの強くない光のことで、影が濃く出ない、影の輪郭がハッキリ出ないような光のことです。直接光源を見ても、そんなに眩しいと感じません。
逆に、柔らかくない光は、影が強く出て、影の輪郭もハッキリ出て、光源を見るととてもまぶしい光の事です。たとえば舞台のスポットライトや、車のヘッドライトのような光です。 あとは昼間の直射日光など。まぁこれは極端な硬い光の例えでしたが。
光の柔らかさ、硬さを意識することで、撮影しようとしているイメージがより作りやすくなりますよ。女性を撮影していて「もっと柔らかい感じに撮りたいけどなかなか撮れない」とお悩みの方は、ぜひ一度撮影した写真の「光の柔らかさ」を意識して見てみてくださいね(*^o^*)
ディフューズされた柔らかい光だから綺麗
LEDライトSO-TDシリーズは、これまでの粒タイプのLEDとは違い、あらかじめディフューズ(拡散)された柔らかい光を創れます。粒タイプのLEDライトと比べてみると差がわかりやすいと思います。
粒タイプのLEDライト(CN-1200CSA)とディフューズされたLEDライト(SO-TDシリーズ)で比較してみました。
■CN-1200CSA 大光量ダブルカラーLEDパネルライト:
ビンやボトルの映り込みに注目。LEDのツブツブが写りこんでしまい、あんまりキレイじゃないですね。光が直線的で影も濃いです。
■CN-1200CSA と 5in1リフレクターを合わせて使用:
ビンやボトルの映り込みに注目。
白い部分が、ディフーズされているので光の映り込みが柔らかくなりました。つぶつぶLEDの強くて直線的なヒカリをリフレクターで拡散し、柔らかい光を作り出しています。。
ビンやボトルの映り込みに注目。
何も足さず、ラウンドLEDだけでこの仕上がりになります。あらかじめディフューズされた光は、簡単にやわらかなキレイなヒカリを創ります。
写り込みの多い花瓶やワインボトルのような撮影では、ディフューズした光をつかうのがキレイに撮れる秘訣!
その他商品撮影などの時も、ディフューズされた柔らかい光の方が、撮影に向いている事が多いです★
とても薄いので場所をとりません
LEDライトSO-TDシリーズはとても薄型です!

とても薄い撮影用丸型LEDライト
最も薄い部分で厚さわずか15mm!!

ソフトボックスとの厚さ比較
一般的な撮影ライティングで使用されるソフトボックスと比べると一目瞭然!今まで置けなかったような場所でも設置して撮影することが可能です。
アイキャッチ以外に普通の撮影にも重宝します
丸型のLEDライトは、人物撮影のキャッチライトを作る以外にも、普通の撮影やネイル撮影、商品撮影にもとても使い勝手が良いライトです。

ネイル撮影や物撮りにも最低
一瞬しか光らないストロボと違い、定常光といって、普通の照明のようにずっと光っているので、ライティングがしやすく、ストロボと違い、動画撮影の時にも重宝しますよ。と言うよりも、アイキャッチを作る目的のライトではなくて普通にオールマイティーな撮影用ライトなんですよ実は(*^o^*)★

美容室のカットモデル撮影に
美容室でのカットモデルの撮影に常設したり、ネイル撮影や商品撮影にも使い勝手が良いライトです。
柔らかい丸い光で今よりもっとキレイ撮り!
いかがでしたでしょうか。今回の人物撮影の記事は、普段の自撮りのライティングとは違ってけっこう本格的な感じでしたね(^^)☆
● 美容室でのカットモデルの撮影のレベルを上げたい
● コスプレ撮影などのモデル撮影のレベルを上げたい
● ネットフリマで掲載する写真のレベルを上げたい
● ネットショップの商品撮影のレベルを上げたい&売上もあげたい!
という方は、ぜひぜひカメラよりも先に、ライティングと背景を検討してみてくださいね(^^)☆
スマホでも見違えるほどキレイに撮れるようになりますよ★
記事中で紹介した商品
記事中で紹介、使用した撮影グッズについては、Kireidori運営会社で、プロ用撮影機材の老舗「プロ機材ドットコム」のページにてご購入いただけます。